こんにちは。
まつおさんです。
現在、絶賛ツシマロス中です。
クリアしてしまって、ぽっかりと心に穴が空いてしまいました。
ああ、おれのツシマが終わってしまった…。
— まつおさん@Fenrir (@matsuosan_games) August 3, 2020
トロコンも目前だ…。
クリアしました。
素晴らしい作品だった。
境井殿のような男に日本は狭すぎる。
源義経の伝説みたいに、仲間と元に渡ればいいと思う。#GhostOfTsushima #ゴーストオブツシマ pic.twitter.com/F1rYmUBN8b
いやー、面白いだろうな、とは思っていましたが。
まさかこれほどとは!!
逆に、もうこんなもんいちいち記事にしなくても、
「このゲームが面白いということはおそらく世界中の人がわかっているでしょ」
と思ったので、一旦記事にするのをやめました。
それにしても、今年は本当に豊作ですよね。
バイオハザードRe3や仁王2。
アホほどハマった、あつまれ、どうぶつの森。
マツコレ2020、デススト風ファッション第二弾!#マツコレ2020#どうぶつの森 #AnimalCrossing #ACNH #NintendoSwitch pic.twitter.com/F1s3iYGbcR
— まつおさん@Fenrir (@matsuosan_games) April 1, 2020
さっきデスストやろーってツイートしたんだけど、どうぶつの森でデスストごっこやってましたw
— まつおさん@Fenrir (@matsuosan_games) April 1, 2020
というわけで、マツコレ2020の新シリーズはデススト風ファッションです!#マツコレ2020#どうぶつの森 #AnimalCrossing #ACNH #NintendoSwitch pic.twitter.com/Hh8HjjWN2Z
こんなのとかw
僕がこれまでに作った服は、以下の作者IDでダウンロードできます。
— まつおさん@Fenrir (@matsuosan_games) March 28, 2020
よかったら使ってくださいね😆
MA-7383-3121-2213#どうぶつの森 #AnimalCrossing #ACNH #NintendoSwitch pic.twitter.com/smYvurGkSn
オリジナルの服からナ○キやアンダー○ーマー、MAM○UTっぽいやつとかスポーツブランド系のシャツや靴を夢中で作って遊んだりしてましたw
そして、前回絶賛したFF7R。
おそらく世界中の人が過小評価しているFF7Rという神ゲーについて(FF7REMAKE)
↑賛否両論あるのはわかりますし、めんどくさいアンチがぎょうさんいますが、その気持もわかりますが、個人的には近年まれに見る名作だったと今でも思っています。
そしてゴーストオブツシマ……。
セガの名越さんが、
「別に二枚目でもないおっさんにあそこまでの金を掛けるのはすごい」
みたいなことを言っていたけど。
違うから。
ぜんっぜん違うから。
いや、僕も最初は「ええ、このおっさん操作するの…」とか
こんなテンション上がらん男女2人旅は始めてじゃwwwwwww
とか思ったけど、
そうじゃない。
そうじゃないんだよね。
このゲームを始めた頃。
— まつおさん@Fenrir (@matsuosan_games) July 24, 2020
僕は境井殿のことをブスすぎないかと言った。
あれは誤りであったと言っておこう。#GhostOfTsushima #ゴーストオブツシマ pic.twitter.com/FTJ8QPKe75
プレイすればするほど、境井殿がめちゃくちゃイケメンに見えてくるから。
あ!!
この話を熱く語るだけで記事1本書けてしまうやん(;´Д`)
危ない危ない…
そうそう、今年は豊作だよねっていう話だったんだけど。
僕はその「豊作」の中に、自信を持って「ラストオブアス2」を入れたい!!
ファンからものすごく酷評された本作ですが、今回はあえてその記事を書きたいと思います。
今回、かなり書くのに時間がかかりました。
プライベートが色々忙しくなったり、ツシマが出たり色々あったんですが、一番大きかったのは、我が国の男性の意識レベルに対する懸念です。
はたして、僕が思ったことを率直に書いたとして、どのくらいの人が共感してくれるのか。
いや、共感できなかったとしても、せめて理解してもらえるのか。
Twitterなんかで日頃のいろんな人のつぶやきを見ていて、そのへんを測りかねていた部分が正直あったからです。
炎上したり、アンチコメをもらうのは別に構わないんですけど、どうせ嫌われるにしても、ちゃんと言いたいことを理解したもらった上で嫌われたいと思ったのです。
そんなわけで、次章から本作について書いていきたいと思います。
ポリコレって、言葉の意味わかってて言ってる?
昨日は仕事の返答待ちだったので、ラストオブアス2を最後までクリアしました。
— まつおさん (@matsuosan_games) June 23, 2020
このゲームをプレイしてすぐ、僕はTwitterで「面白いとか面白くないとか、そういう範疇を頭一つ抜けてしまっている」と言いました。
その評価は、クリアしても変わることがありませんでした。
最高#TheLastofUsPartII pic.twitter.com/1ndHJL4K2J
ラストオブアス2、クリアしました。
個人的には、ものすごく良かった。
他のどのゲームメーカーもやっていなかったことをやってのけた、大絶賛されてしかるべき作品だと思いました。
でもその一方で、正直、こう思いました。
こりゃ荒れるぜwww
とw
その予想通り、まぁTwitterでもYoutubeでも、プレイした人、プレイしていない人の非難轟々。
ハッキリ言って、相変わらずエアプ勢とか、プレイしてないくせにああだこうだ言ってる意見も目立ちます。
ポリコレがどうとかね(;´Д`)
まぁ出てくる出てくるwww
偏見の嵐。
しかもだいたいが
「~みたいだね」
「プレイ動画見たけど」
「やばそう」
おまえやってないんじゃん(;´Д`)…
フェミについてもちょっと言っておこう
あと、「フェミ歓喜」とか書いてますけど、たぶんフェミの人が喜ぶような要素は何一つないと思いますよ。
もうこの際ハッキリ言っちゃうんだけど、女性の同性愛者が登場するだけでフェミの人が喜ぶと本気で思っているのだとしたら、その人の意識レベルが現代人として相当ヤバいと思います。
FF15で男4人で旅をしていたら「ホモ4人旅」と騒ぎ、
FF7Rのダンスは「ホモダンス」と騒ぎ、
ラストオブアス2で女の子同士でいちゃついてたら「ポリコレ」「フェミ歓喜」と騒ぐ。
感受性が小学生のまま止まってしまっているんじゃないかね?
あと、だいたいおっさんってさ、
こういう百合は大好物なんだよねwwwwwwwww
なのに、ちょっとリアルで、自立した女の子が女の子同士でキスしてたりするともう大騒ぎ。
おらんのじゃ!!
マリア様みたいな女子は現実には存在しないんじゃwwwww
そもそもエリーがレズだってだけでなんでそんなに大騒ぎするのかがわからない。
作品をおかしくするような過剰なポリコレがあるならわかりますが、本作はちっともそんなに過剰ではない。
そもそもエリーが同性愛者であるということは前作でも匂わせていましたし、ゲイの人だっていましたよね。
それが許容できないというのは、それはポリコレがどうとかではなくて、ただのLGBT差別なんじゃないですかね。
そもそも、フェミを理解しているのか
個人的には、フェミというのは本来すべての人が備えていて当たり前の素養のようなものだと思うのですけど、いわゆるSNSとかで叩かれているようなフェミの人たちにレッテルを貼るのであれば、せめてそういう人たちが何に不満を感じていて、何を主張しようとしているのかはただしく理解するべきだと僕は思います。
特定のバイアスがかかっていると、「あいつはフェミだから」とか、「あいつは右だから」とか、そういうレッテルで物事を見てしまいがちです。
せっかくなんで、あえてきわどい話題を一つ出してみましょうか。
多くの日本人と韓国人にとって極めてデリケートな話題、慰安婦問題。
「従軍慰安婦なんていう歴史的事実はない。某新聞社の捏造だったことは明らかだ!」
みたいなことをTwitterとかで声高に訴える日本人をよく目にします。
その通りなのかもしれない。
もちろん戦時中は生まれてなかったので、実際のところがどうだったのかは僕にはわかりません。
ただ、ですよ?
「従軍慰安婦問題なんて存在しない!」って言ってる人に限って、こんだけ性犯罪事件が国内で頻発しているのに、わりとそういう事件やそういう被害者や被害に合わないために不自由を強いられている女性についてはものすごく鈍感だったり、
そういう被害を受けた人に、
「いや未成年がそんなとこいたらダメでしょw」
「相手(女)の方にも隙があったんじゃないの」
「無防備すぎる、何をされても文句は言えない、自業自得だ」
みたいなことを平気で言っちゃうおっさんがいっぱいいたりするんですよね。
正直、そこが僕はよくわかんないんですよ。
だってね? もしあなたが、
日本は礼儀正しい素晴らしい国!!
日本人は高潔で慎み深い!!
だから慰安婦問題なんてありえない!!
みたいに我らが日本人のために声高に主張していたとします。
そんなときに、同じ同胞たる日本人のおっさんが近所の女性の下着を盗んだり、電車の中で女の人を足の間ちらちら見てたり、どさくさにまぎれておっぱいを肘でつついたりしてたら、ぶち殺したくなりませんか?ww
「お前のせいで日本人男子のイメージ最悪やんけ!! 切腹せい!!」
ってなりません?
過去の歴史の真偽がどうであれ、今日の日本がこんだけ変態野郎ばっかりだと、関係ない他の国の人からも
「まぁ、あいつら昔も絶対似たようなことやっとるわなwwwwwwww」
とか思われかねないわけですよね。
もし無実なのだとすれば、そうした変態共のせいで、お国と子孫たる我々のために命をかけて戦った過去の英霊の名誉を大きく損なってしまっているわけですよ。
過去がどうじゃなくてね?
「あいつらならやってもおかしくない」って思われるのって、そんなクズどもと同類だと思われるのって嫌じゃないですか?
そんな恥ずべき歴史が過去にあってはならないと本気で思っているのなら。
フェミのことがどれだけキライでも、フェミの言っていることは正しく理解すべきなんじゃないの、と僕は思います。
カラオケボックスで女の子が一人で歌ってる時に勝手に入ってくるようなのをナンパとか言ってるようなクズが一定数いるっていうこの社会の異常性を理解しなければならない。
飲み会で女の子が絶対自分のグラスを空けてから席を立つのがなぜか正しく理解して、そんなクズ共から保護し、クズどもを心の底から軽蔑し、排斥する世の中にしなくてはならない。
女の子としゃぶしゃぶを食べに行ったら、なぜか毎回店員さんがアクをすくうためのツボとおたまを女の子側に置くのか、疑問を抱かなければならない。
無防備なのが悪い?
何を言っているんだ。
女が無防備で何がいけないんだ。
って思いません?
思わないのだとしたら、それは見解の相違とかではありません。
あなたの認識不足です。
そして意外とそういう人が多い!!
と、僕は思っているんですけど、Twitter界隈とかでは、フェミ VS アンチフェミ 女VS男みたいな構図がよくあって、正直うんざりします。
ここまで書いてあるのを読んで、
「あ、こいつフェミだな」
って思いました?
そういうことじゃないんですよね。
僕はフェミでありたいとは思っていますけど。
残念ながら僕もまだまだ認識不足な一人だと思っています。
今、僕が書いたことを正しく理解してもらえる人ならわかってもらえると思うんだけど、これはね、フェミがどうとか、価値観の相違とか、考え方の違いとか、そういうことではないんですよw
わかってるか
わかってないか
それだけ。
女の体は好きだけど女という生き物を憎悪していて、女の体を使ってオナニーすることしか考えていなかったり。
女である以前に一人の人間として見てないから、「男女間の友情は成立しない」とか本気で思っちゃってたり。
あるいは今までの男性社会で、周囲の女性がさまざまなことで我慢を強いられていることにも気づかず、何も疑問を抱くことなく生きてきたり。
逆に女は常に男から守られているべき弱い存在で、男が導いていかなければならないと思っちゃってたり。
イクメンとか言って、ちょっと家事や育児を手伝っているからって女の苦労を対等に分かち合えていると思っちゃってたり。
あと、明らかに女のほうが圧倒的に不利な世の中なのに、こんなしょうもない絵を持ち出してきて、
男性は毒ヘビが居るのが見えない。
女性は岩が乗っているのが見えない。
女性は、なんでもっと引き上げてくれないかと思う。
男性は、なんでもっとよじ登る努力をしてくれないかと思う。
お互いに、自分には見えない事情があることを推し量ることは重要なのだな…。
みたいな、もっともらしいことを言って、さも平等であるかのように考える人たち。
実際は男は苦労自慢が好きだから、岩が小石でもいつまでもぎゃーぎゃー騒ぐし、一方の毒蛇の毒はひどい心の傷を負ったり時には命を落とすこともある上に、そもそもほとんどの毒蛇は男だったりするわけですw
こういうのはね、正しいとか正しくないとかじゃなくて、「わかっているかどうか」なんです。
女を一人の人間として見ることができるかどうかっていうだけ。
ほとんどの読者が男性であるであろうウチのブログでこういうことを書くのはそこそこ勇気がいるんですけどもw
フェミの人を好きになる必要はまっっっっっったくないけれど。
フェミの人がなんでフェミなのかということを正しく理解すれば、少なくとも「反フェミ」みたいにはならないと思うんですよ。
「いじめ反対!!」
って言ってる人を好きになる必要はまっっっっったくないけれど。
いじめというものを正しく理解していれば「いじめ擁護!!」みたいにはならないのと同じです。
もっとシンプルに言うと、
過激な環境保護団体を支持する必要はまったくないけれど、環境を保護すべきなのは誰でもわかりますよねって話です。
そこで「環境破壊しようぜ!!」って言わないでしょって話です。
だから、過激なフェミニストってのはわかるけど、反フェミってのはそもそもおかしいのよw
こうやって書くとほんとバカみたいな話ですが、ほんとTwitterとか見てるとこんな理屈もわからないバカな人が多くて、僕もきっとこういうこと書いてると「あいつはフェミだ」みたいになるんでしょうが。
流行りの性別変更アプリ使ってみた。
— まつおさん (@matsuosan_games) June 20, 2020
やっぱり前世が丸の内OLなだけあって、女でもやっていけそうです。 pic.twitter.com/pRcjDeFkL3
ただ、ちょっと前世が丸の内OLなだけです。
ラストオブアス2の記事じゃないの?wwww
いきなりすいませんでした。
なんでこんなことを急に書いたかと言うと、
フェミ歓喜wwwwww
とか言っちゃうようなアホがこの記事を読んでもたぶん時間の無駄だろうなぁ、と思ったからです。
その程度の知能や感受性の人では、物語や登場人物の感情の機微を理解することなんて到底できないだろうし、そういう人にとっては痛みが伴うものはすべてクソになるので、すなわち本作の物語はたしかにクソでしかないんだろうなと思うからです。
いえ、煽っているわけではなくて、それで真剣に悩んで、この記事を書くのに時間がかかったんですよね。
どう書けばわかってもらえるかなぁって。
意外と、男性で、このあたりの感覚を「わかってる」人って少ないんですよ。
(って書いている僕も、わかったつもりにならず、常に自分の考えや行動、言動に疑問を持つようにしているんですが)
ここまで読んで「ムッ」としちゃった人は、僕とは考えが合わないな、ということで、ここでそっ閉じしちゃってください。
毎度ながら僕の記事はとても長いと思うので、一番下までスクロールしてわざわざアンチコメントしてくれなくて大丈夫です(._.)
ただ、プレイして怒る人の気持ちも正直わかる
そんなわけで。
率直に、このゲームをポリコレポリコレって騒いだりフェミ歓喜とか言ってる人は、まともにプレイしていないか、人生経験がものすごく乏しくて免疫がなさすぎるか、ポリコレという言葉を正しく理解していないかのいずれかだと思っています。
ただ、その一方で、実際に最後までプレイしてみて、その上で、1の思い出をぶち壊されたって本気で怒っている方たちの意見もたくさん目にしてきて、そうした人たちの多くの意見もまた、僕にはとても理解、共感できるものでした。
そんなわけで、賛否両論がハッキリと分かれる、、というか、ネット上では「否」の意見が圧倒的に目立つ本作。
前作をプレイされて本作が気になっていたり、本作が面白そうで、こないだの100円セールで1をプレイした(信じられないオトクさ)方、本作からプレイしてみたいと思っている方の中には、そうした世間の反応もあって、ちょっと購入を見合わせているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで僕は「松研」らしく、また、本作を心から楽しめたプレイヤーとして、変な人から変なコメントが来ることも覚悟でそんな「面白かった! サイコーだった!!」となかなか言いづらい世間の雰囲気の本作を褒め倒していきたいと思います。
ただ、本作の性質上、このゲームをネタバレなしで語るのは不可能なので、今回はネタバレ全開でいきます。
なので、できれば、今まで松研を読んでいただいていて、僕のゲームに対する見方や考え方、評価の仕方に少しでも共感いただいている方は、もうこの時点で記事を読むのを一旦やめてもらって、
よっしゃ!
まっちゃんがそこまで言うなら、買ってみるわ!
って感じでプレイしてみてほしいのです。
で、クリアしてから読みに来てもらえれば嬉しいなーと。
ただし、責任は一切取れませんw
おまえなんちゅーゲームすすめてくれたんじゃ!!
ってなる可能性も正直じゅうぶん高くて、そのぐらい独特の味付けであるということだけは、最初に言っておきます!
ゲームとしての面白さは間違いなく傑作!!
まず、これだけは最初に言っておかなければなりません。
世間から叩かれているのは主に「ストーリー展開」の部分であって、ゲーム部分は大部分の人が文句なしの傑作だと認めている
といういことです。
ステルスアクションゲームとして見た場合のラストオブアス2は、非常にクオリティの高いゲームと言って間違いないと思います。
①敵のAIが飛躍的に進化
敵となる勢力には大別してウルフ、スカー、感染者の3つに分かれます(後半にもう1勢力出てきます)が、それぞれの勢力が行動パターンや特徴が大きく変わっていてとても面白いです。
ウルフは武装が多彩で猟犬を連れて歩いているのですが、この猟犬がかなり厄介で、物音と視界さえ気をつければ気付かれない人間と違って、猟犬は「嗅覚」で探知してくるのです。
気付かれる前に仕留めるか、瓶やブロックを使って気を引かないと、猛スピードで襲いかかってくるためかなり厄介な存在で、より潜伏の緊張感が増すようになりました。
一方のスカーは、弓やハンマーなど原始的な武器を好んで使用する集団で、口笛によって互いに連携を取り合うのが特徴です。
この口笛がかなり怖くて、というのも、言葉と違って意図が読めないので、たとえば車の下に隠れているときに、近くのスカーたちが口笛で呼びかけあっていたりすると、かなり緊張します。
また、矢が刺さると蓄積ダメージになったり、大柄のハンマー持ちはなかなか肉弾戦で対処しづらかったりと、手強い存在です。
僕はたぶん、ステルスアクションフェチなんだよね。
— まつおさん (@matsuosan_games) June 22, 2020
面白いとか面白くないとか、描写が残酷だとかどうとか、そういう概念を超越して、こういう潜入系ってハラハラドキドキして、つい夢中でやってしまうんです。
前世の丸の内OLの副業はヒットマンだったのかもしれん#TheLastofUsPartll pic.twitter.com/UIgMJKZhRK
↑この動画で、スカーが口笛で連絡を取り合っているのがわかります。
あと、前作と比べると存在感が控えめになった感のある感染者たちですが、そのヤバさは健在で、接近戦になるとほぼ即死確定のクリッカーや今作で新しく登場した、むちゃくちゃ強力な酸性のガスを噴き出してくるシャンブラーなどがバンバン出てきます。
どの敵との交戦も実にスリリングで、戦っていてまったく飽きません。
ステルスアクションだから全ての敵を倒す必要なんてないんだけど、ついついマップの隅々の敵までステルスキルしたくなる面白さがあります。
(僕がステルスアクションフェチなだけかもしれませんが)
②マップがとにかく広い!
前作もそうでしたが、本作はオープンワールドではありません。
ストーリーに沿ってステージが変わっていくタイプのゲームです。
同メーカーのアンチャーテッドなんかとも同じですね。
なのですが、オープンワールドにしちゃってもいいんじゃないのというぐらい、つながりのある広大なMAPが作り込まれています。
水場のあるMAPはほとんど潜ることができて、敵から身を隠すことができたり、安全に移動することもできます。
(隠しアイテムがないか結構水中マップをくまなく探してみたんですが、それはあまりなかったです。残念)
広い建物に立てこもっているMAPでは、どうやって警備の目をかいくぐっていくかを考えるだけでワクワクしますし、そのグラフィックもまた美しい。
いや、美しいっていうかきったないんですけどw
きったなさがすごいんですよね。
え、こんなきたねぇ水の中もぐっちゃうの?みたいな。
③武器のカスタマイズが楽しい!
これを見てください!
銃の改造ができるゲームはいっぱいあるけど、実際に改造しているところが見れるゲームはなかなかないよね。
— まつおさん (@matsuosan_games) June 19, 2020
良い😆#TheLastofUsPartll pic.twitter.com/lyjlVIPcNo
武器のカスタムが超楽しい。
本格FPSゲームでなんでこれをやらないんだ!ってぐらいカッコいいw
ステルスアクション好きの僕は、いかにステルスで状況を切り抜けるかをメインで考えるので、どうしても使用武器はサプレッサー付きハンドガンや弓になりがちなんですけど、他の武器も一通り試してみたくなるぐらい、細かくいじれるのが楽しい。
④モーションが美しい!
これはね、個人的にノーティードッグのアンチャーテッドとかでも不満に思っていたことなんですけど。
モーションがもっさかったんですよねw
アンチャーテッド大好きでこれは愛ゆえのコメントで決してDisってるわけじゃないんですけど、すっげぇグラフィックで緊迫したシーンてんこ盛りで臨場感があるのに、ガニ股のおっさんどもがもっさり動くでしょwww
ラストオブアスもそうで、感染者にバレないようにしゃがみ歩きすると、ジョエルがすんごいガニ股で歩きよるじゃないですかwww
殴り方もものすごい素人っぽくて、ジョエルのことを「このオッサン、なんでこんな素人っぽい動きするのにむちゃくちゃ強いんじゃwww」って思ってましたもん。
それが、本作のモーションはめっちゃくちゃ美しい。
エリーのしなやかな動きもすごく洗練されていて、前作からどれだけの修羅場を乗り越えてきたかが伺えます。
⑤探索要素が楽しい!
これも前作からさらにパワーアップされた点ですね。
面倒な人はさっさと進めればいいし、好きな人はじっくり寄り道することができる。
一本道なのにオープンワールド的な楽しみ方ができるのは良かった。
⑥ロード爆速!!!
完全ストレスフリー!
このグラフィックでこのロード時間はちょっとすごいと思う。
そんなわけで、ステルスアクションとして見た場合のラストオブアス2は、まさにノーティドッグの集大成と言っても過言ではないと思います。
それでは、世間では何が問題となっているのか。
それは、このゲームのストーリーと、その構成にあるのです。
以下、重大なネタバレを含みます。
そもそも、前作はどんなストーリーだったのか
せっかくなら未プレイの人に1も楽しんでほしいので、詳しい説明はなるべく省いて、ものすごくざっくりとだけ振り返りますが。
1はジョエルという男が世界を敵に回す話でした。
謎の寄生菌の爆発的な感染によって世界の人口が激減し、合衆国政府も事実上崩壊してすっかり荒廃しきったアメリカ。
長い旅で心を通わせた少女、エリーの犠牲によって人類が救われると知った時、ジョエルは人類より彼女を守ることを選びました。
ジョエルはワクチンを開発しようとしていた組織、ファイアフライを壊滅状態にしたことをエリーに隠して、「治療法の開発をやめた」と嘘をつきます。
エリーはそれが嘘だと気づいたのか、ファイアフライについての話がすべて本当だと誓ってほしいと詰め寄り、ジョエルは「誓うよ」と答える。
エリーはなんとなくその返答に違和感を感じながらも、その返答を受け入れる。
これが1の旅の終わりです。
個人的には、これがひとつの旅の終焉でもあり、また、かりそめの親子関係の終焉が近づいていることでもあるということを象徴したエンディングだと感じました。
親は無条件に子を守ろうとするし、子はその庇護を受ける。
でもいずれ子供は成長して、その庇護から自立する。
ジョエルの嘘になんとなく気付いてしまったエリーとジョエルの関係は、ここで決定的な何かが生まれてしまったんじゃないかと感じました。
それは良いとか、悪いとかではなくてね。
そんなわけで、前作のストーリーはものすごく絶賛されましたが、正直、僕は前作に関しては、少なくともストーリーに関してはそれほどの感銘は受けなかったんです。
なぜかというと、僕なら間違いなく、迷うことすらなく即決すると確信するからです。
世界人類の救済と、自分が愛する人の命、どちらかしか救えないなんていう命題は、正直僕にとっては難問ですらない。
僕にとっては、火事になっておじいちゃんとおばあちゃんどっちを先に助けるか、とかのほうがはるかに難しい問題です。
だから、ジョエルの選択行動は何も驚くべきところがなかったし、100%納得する、ごく当たり前の行動でした。
なので、前作は正直ちょっとうんざりするぐらい神ゲー神ゲー言われてましたけどw、ストーリーに関しては、個人的にそこまででもなかった。
・・・この最後の終わり方以外は。
素晴らしい終わり方だと感じました。
リアルで、大人で、切なくて、破滅的な将来も見えて、でも幸せは続いている。
ゲーム作品でそこまで描ききったのは素晴らしいと思いました。
だから、僕には正直、2は必要なかった。
なぜなら、これ以上の良い結末はこの先もうないということがわかっていたから。
なので、2が出ると聞いたときから、僕はこの物語が普通のハッピーエンドにならない覚悟を決めていたし、事前情報やトレイラー含むほとんどの情報を発売まで可能な限りシャットダウンして臨みました。
でも、多くの人はそんな覚悟をしているはずがありません。
前作は、ほとんど絶望しか残っていないような荒廃しきった世界の中で、ほんの少しの間、そんな凄惨さを忘れるような、ジョエルとエリーが旅を通じて心を通わせていく過程や、ハッと息を飲むような美しい景色とのコンストラストが美しい作品でした。
前作で心温まった要素は、本作ではすべて傷でしかない
でも本作には、そんなものはほとんどありません
誰かと誰かが心を通わせるような心温まるエピソードなんてほんの一握り。
あったとしても、もう二度と戻れないジョエルとの思い出の回想シーン。
あ、もうここまで読んでいる人にはネタバレはいらないですよね?
そう、二度と戻れません。
なぜなら、前作の主人公であるジョエルはあっけなく、本当にあっけなく序盤で死にます。
歳をとって耄碌(もうろく)しちまったのか、ジャクソンでの生活で油断してしまったのか、あんなに用心深かったはずのジョエルは、出会ったばかりのアビーにあっさり名前を明かし、あっさり捕らえられ、あっさり殺害されます。
前作を遥かに凌ぐ美しいグラフィックで彩られた自然はあります。
でも、もうそんな息を呑むような景色を眺めるような心のゆとりはありません。
だって、エリーはジョエルが殺される光景を目の当たりにしてしまったから。
そんなを象徴しているかのように、美しい自然も、半分水没したシアトルを暴虐に荒れ狂う荒波だったりと、過酷なものばかりです。
まつおフォトコレクション。
— まつおさん (@matsuosan_games) June 22, 2020
すごい景色だよねー。
これがシアトルだと思うと頭がくらくらする。#TheLastofUsPartII pic.twitter.com/1DYoGuNX87
心温まるシーンはないのか?
あります。
むしろありすぎるぐらい、あります。
でもね…
痛い
痛い;;
痛い;;;;
痛い;;;;;;
心温まるシーンがすべて、「傷」となって心をえぐってくるんです。
だって、ジョエルはもういないから。
エリーの心に残されているのは、ただ、復讐。
すべての世界を真っ黒に塗りつぶしたかのような昏(くら)い復讐の情念の応酬が最初から最後まで続きます。
でも、多くのプレイヤーはそれだけで怒っているわけではありませんww
復讐の鬼となったエリーが、ジョエルを殺した連中を一人一人殺していき、首謀者であるアビーにようやくたどり着いたところで……。
突然、アビー視点に切り替わります。
は?(;´Д`)
ジョエルを殺した首謀者ですよ?
感情移入なんてできるわけがないwwwwwwwww
むしろドマイナスですwwwwwww
アビーヘイトが最高潮になった瞬間にアビー視点に切り替わるんですもんw
僕は怒るというか笑っちゃいましたけどw
もちろんアビーにはジョエルを殺すだけの理由はありました。
アビーの父親は、1の物語の終盤、エリーからワクチンを作ろうしていてジョエルに殺されるファイアフライの執刀医だったからです。
彼女からすれば、ジョエルは父親の仇であると同時に、世界を救う最後のチャンスを奪い去った大悪人なわけです。
でも、そんなことは1からプレイしていてエリーとジョエルに感情移入しまくっている人たちからすれば、
「知るかボケwwwwwwwwwwwww」
って思うのも仕方がないところかな、と思いますが。
しかも、このアビー編がまた長い(;´Д`)
でも、多くのプレイヤーはそれだけで怒っているわけではありませんww
まさかのアビーでエリーをぼこぼこにwwwww
そうやって、憎きアビー視点や心の傷をえぐるかのような心温まる過去のシーンを経て、やっとエリー視点でアビーと対決の続きができるかと思えば。
対決もまさかのアビー視点wwwwww
しかも、この敵として出てくるエリーがめちゃくちゃ強いし、戦い方がえげつないw
銃を拾ってから、
撃つまでの爆速さは、自身のプレイを彷彿とさせますw
ショットガンはぶっぱなすしナイフは使うし、もう完全に殺意MAXでやってきます。
そう、まさにプレイヤーが様々な相手に復讐を果たしてきたその戦法そのままにやってくるわけです。
事実上のラスボスです。
プレイヤーは、アビーというよくわからないムキムキの女性にそれほど感情移入できないまま、1からずっと思い入れのあるエリーと戦わせられて、しかも、完全にボコボコにするという超絶胸糞展開を強いられるわけですwwwww
僕は、うーわこれ面白いなー、こんなゲーム見たいことないぞーっ思っちゃって、思わず「ははは」って乾いた笑いが出ちゃったんですけど、これが苦痛でやめちゃった人も結構いるみたいですね。
それも無理のない話だとは思います。
だって、プレイヤーはこのゲームで3度、冷水を浴びせられるんですもん。
前作の主人公、ジョエルをいきなり殺されて。
エリーの復讐の途中で、復讐相手に切り替えさせられて。
あまつさえ、その復讐相手を操作させてエリーをぼこぼこにさせる。
そりゃ、ポリコレがどうとか関係なく、本気で怒る人が出てくるのも仕方ないですよねwww
だって、制作者側がケンカ売ってるんだもんwwww
ケンカ両成敗の話じゃないんだよね
でね。
双方に復讐する理由とされる理由があって、その過程でさらに大事な人を互いに失い、奪い合っていく。
もうそんなテーマってハッキリいって使い古されているじゃないですか。
特にケンカ両成敗っていう法原則を子供の頃から植え付けられてきている僕たち日本人にとっては耳タコなテーマなわけです。
でも実際、いろんな作品で本当にフェアにそれを扱った作品って、僕はほとんど見たことがありません。
たとえば戦争映画って、「互いの国の情勢や立場なども緻密に考証して作られた」みたいなことを銘打ってる作品でも、実際に見てみるとだいたい、やっぱりアジア人やアフリカ、中東の人たちがちょっと得体のしれない感じに描かれてますよねw
まぁ、実際、向こうの人からすれば得体のしれない感じなんだろうなーって思いますけどw
やっぱ、なんだかんだいって勝ち負け、正義と悪、ホームとアウェイを決めなきゃ面白くないんですよ。
スポーツ観戦もそうじゃないですか。
そんな中で、本作は愚直なまでに徹底的に「喧嘩両成敗」の図式を描ききった……
わけではないんです!!
最初僕もそういうことなのかな、と思ったんだけど、よーく考えてみたら、実は全然違うんですよね。
そもそも正義はエリーにはまったくない
アビーという人物を振り返ってみると、彼女の行動の方針として、基本的に「他人のため」に動くんですよね。
危険を顧みずに仲間殺害疑惑で捉えられている仲間の元に行ったり、敵勢力の子供を救ったり、その姉のために、高所恐怖症なのも顧みずにクソやばすぎる病院に向かったり。
人格的な性向としては、むしろエリーを守ることが行動理念だったジョエルに近いんです。
一方の本作におけるエリーはどうか。
大事な仲間を守るために、何かをしたのか?
何もしていない。
ただ、愛され、守られていただけ。
ジョエルの暴力とエリーのそれは全然違う。
殺害した後に言うセリフからも、それがわかる。
だから、プレイヤーはそのエリーの残虐さ、冷酷さに少し戸惑うけれど、それは復讐心に駆り立てられているからだとプレイヤーは自分を言い聞かせる。
でも、本当にそうなのか?
アビーの人生との対比を繰り返していくうちに、だんだんプレイヤーの心がどちらの味方をすればよいのかわからなくなっていき。
プレイヤーが疑問をもつようにエリー自身も疑問を持つようになり。
物語は最後の決断を強いる。
そう。
最初からこの物語は、エリーが正義の話なんかじゃないんです。
ましてや、「どちらにも言い分がある」みたいな、ケンカ両成敗の話なんかでもない。
エリーが悪者の話です。
エリーが悪者でアビーが正義の話なんです。
1でジョエルは世界を敵に回す決断をした。
ジョエルの末路は、その時点でほぼ結論付けられたものでした。
それこそ、アビーのような生き残りを全員探して根絶やしにでもしない限りは。
あの時点で、ジョエルにも、エリーにも「正義」なんてものは存在しなかった。
そしてエリーはなんとなくわかっていたはずです。
ジョエルがどういう決断をして、自分がいまそこにいるのかを。
でも、そういうややこしいことを何も考えずに生きることを選んだ。
ジョエルと二人、色々なことから逃げてきたわけです。
アビー戦でエリーは妙なことを口走ります。
ワクチンが作れなかったのはジョエルのせいじゃなく、自分のせいなんだと。
いやいやwアビーはそんなことなんとも思っちゃいないw
つまり、こいつは何もわかっちゃいないんですwwwww
ただのガキなんです。
でも、プレイヤーはエリーやアビーである前に、やっぱりジョエルなんです。
プレイヤーはジョエルとして、娘同然のエリーを愛してしまっている。
だから、さらに感情がものすごく揺さぶられていく。
プレイヤーは、最も感情移入するべきエリーの行動に少しずつ疑念を抱き、最も嫌悪すべきアビーの行動に少しずつ共感を覚え、最も敬愛すべきジョエルのことを考えてかき乱され、様々な入り組んだ気持ちをどう消化していいかわからないままぐわんぐわんとかき回されていくわけです。
そして、このゲームにはそういった描写に一切手抜きがない。
「もういいでしょ!」
って言いたくなるぐらい、徹底して見せられるんです。
僕はどちらかというと感情に左右されない冷静な人間だと思っているので、ストーリに感銘を受けつつも、プレイ自体はわりと淡々とやっていました。
いえ、やっているつもりでした。
でも、ふと鏡を見たら、エリーと同じ表情をしていたんです。
歯を食いしばって、目を見開いて。
面白いとか、面白くないとかじゃないんです。
そんな体験をできるゲームが、かつて他にあったでしょうか。
名作映画と同じ気分を味わえるゲームはあります。
原作小説の世界を体験できるゲームもあるでしょう。
でも、これは、どんな文学作品でも、映像作品でも表現できないことです。
それをやってのけたというだけでも、僕は本作を絶賛したい。
雑魚キャラの一人一人にも名前がついている。
今回、MOB敵1体1体に名前があって、やられた時とか、連携を取る時に呼んだりするんだよね。
— まつおさん (@matsuosan_games) June 22, 2020
そこがすごくリアル。
憎しみが一つのテーマである今作ではとても大事な演出だと思います。
復讐者である一方で、被復讐者としての業を背負っている。#TheLastOfUsParteII pic.twitter.com/jwJRaUi8vS
このゲームは敵キャラや、猟犬にも名前がついていたり、飼い主を殺すと犬がその飼主にすり寄ったりします。
そこでプレイヤーが感じるのは一抹の罪悪感と、憎しみの連鎖。
ゲームシステムまでもが本作とテーマと深く結びついているんです。
感染者が空気すぎるのだけは、個人的にもうちょいなんとかしてほしかった
1つだけ不満を言います。
それは、感染者がちっとも怖くないといことです。
あ、さっき同じようなことを書いたんですけど、それはレベルデザインの話ですよね。
そうではなくて、今作に出てくるあらゆる勢力や登場人物が、感染者にまったくビビってないということですw
これねぇ、地味ぃに今作で一番ダメなところだと僕は思います。
だって、プレイヤーは何度でもコンティニューできるけど、普通の人は一回噛まれたら人生終了なわけですよ?
だからこそ、あのおそろしく冷静でタフなジョエルですらめちゃくそビビってたわけですよね。
エリーがそれを解決する唯一の手段だったのに、その手段を(エリーを守るために)ジョエルが永遠に閉ざしたというストーリーの重みもそこにかかっているわけです。
なのに、例えばアビーたちがそんなに感染者にビビってなかったら、
「いやいや、おまえらワクチンなんていらんかったんちゃうのwwwww」
ってなると思いません?
僕はちょっとなりましたw
バイオハザードとかでもやっぱり「ゾンビやべぇ」が大原則だったわけじゃないですか。
だから、いくら1の時代よりもみんな慣れてきたとはいえw、2でも感染者はやっぱりやべぇしみんなビビってるっていうのはちゃんと描写してほしかったな、とは思います。
復讐が本作のテーマだったから仕方がないとはいえ、やっぱり感染者のヤバさは大前提としておろそかにしてはいけないんじゃないかとは思います。
逆に言えば、僕にとって本作の不満点は、ほぼそこだけですw
このゲームを酷評している人を僕は酷評しない
エアプの人や、ポリコレがどうとか言ってる人は別にして。
このゲームが大嫌いな人の気持ちはとてもよくわかるし、その人の意見は否定しません。
このブログでその人たちの意見に反論したり、考え方を変えさせようとも思わない。
でも、できれば、そういう人たちの意見も、また僕の意見も鵜呑みにすることなく、なるべく多くの人に、一度は本作をプレイしてみてほしいと僕は思っています。
なぜなら、良くも悪くも、こんなすごい作品はこれまでになかったし、たぶんこれからもそうそうないだろうから。
ものすごいたくさんのユーザーに神ゲーとか騒がれて絶賛されたメーカーが、あえてそんなものすごいたくさんのユーザーにケンカを売った作品なんて、そうそうあるわけがない。
いや、奇をてらったり、前作のストーリーの収拾がつかなくて、前作主人公の死からスタートする話というのは、シャーロック・ホームズの頃からあります。
でも、この作品をきちんとプレイしてみれば、これがそんな奇をてらうようなレベルではなくて、どこまでも魂を込めて作られていることがわかるはずです。
17600文字も書いちゃったw
ふぅ。
長文すぎてたまに、
「長いよ」
っていうアンチコメをもらって、そのコメントを書いてくれている人はわざわざこのクソ長いブログを一番下までスクロールしてこれを書いてくれてるんだよなぁと思うと笑ってしまうんですが。
今回はとうとう17600文字をこえてしまいました。
もしかしたら最高記録かもしれません。
ちがったっけ?
エリーの人生がこの後どうなるのかは、僕にはわかりません。
何やら次回作も出るらしいですし、出たらもちろん僕は発売日にプレイすると思いますが。
でも僕は、そんな彼女の人生がどんなものであれ、彼女の人生を優しく見守ってあげたいと思っています。
なぜなら、
僕はジョエルだから。
ラストオブアス2。
誰がなんと言おうと、僕は最高傑作だと思います。
ここまで心をずたずたに揺さぶられるゲームはそうそうないですし、しかも、ステルスアクションとしても超一流。
プレイされてみてどういう結論になるにせよ。
できれば一度ぐらいは、みなさんにプレイしてみてほしいなぁ、と思います。
それでは、また!
じっくりと細部まで読ませていただきました
圧巻の文字数ですね!大変お疲れ様でした。
私、ポリコレって言葉の意味が当初分からなくて、自分なりに調べました。調べれば調べるほど、今作をポリコレで叩くのって筋違いでは?と思っていました。何だかLGBTと混同している、意味を取り違えているコメントも多数見受けられましたね。エリーの性的嗜好がそうであるのは、前作のDLCプレイすれば何となく繋がりますよね。
そしてフェミニストが喜びそうな要素など、全く感じませんでしたが…叩きたい人たちは、もはや言葉や概念の本質を見失ってしまっているのでしょうか。
最後まで記事を読んで気づかされましたが、私も最終的にはジョエル視点で物語追ってた気がしますね。前作を相当やり込んだ身としては。だから、最後のジョエルとエリーの回想シーンでのやり取り「一生許せないと思う。でも許したいとは思ってる」「それでいい」の件がしっくりきた、腑に落ちたのかと思います。このセリフに、前作でジョエルがやったこと、今作でアビーがやったことへのひとつの回答が込められていると感じました。
ステルスアクションとしては文句なしに最高峰ですね。モーションには相当なこだわりを持って作り込まれているとか。全てのアクションが滑らかに繋がるようになっていますね。回避アクションが追加されたことも、アクションとしての面白さや緊張感の高まりに効いていると思います。
発売直前のニール・ドラッグマン氏へのインタビュー記事に記載がありました。前作で綺麗な終わり方をしたのに、なぜ敢えて直接の続編を作ったのか?という問いに、こう答えられていました。
「前作のエンディング後、”この後二人は永遠に幸せに暮らしました。悪いことは何も起こりませんでした”という物語にしてのでは、彼ら(ジョエルとエリー)に敬意を示せないと思うのです」と。葛藤の末に、今回の脚本になったそうです。躊躇なく、徹底的に、その後の物語を見せつけられた、叩きつけられたのですね、私たちは
私は、この作品でとっても心を抉られましたが、同時にとっても楽しめました☺️次回作がほんとに出るのか、いつになるやらですが…暫くは、プレイしたくありませんwゲームとしては、娯楽としては矛盾していますが、そんな二面性を孕んでいると思います。だからこそ、今作は問題作なのです。
乱筆長文失礼しました。
BLazeさん
いつも丁寧にコメントしてくれてありがとうございます(・´з`・)
そうなんですよねw
ユーザーが怒るのも、エリーに感情移入しちゃうのも、やっぱり私達が「ジョエル視点」になってしまうからなんだろうなーって。
僕の場合は早々にジョエルの死を受け入れ、つまりジョエルの霊としてエリーを見守ることを受け入れたので物語に入り込めたのですが、きっと浮かばれない自縛霊がいっぱい出ちゃったんだろうなぁーとw
問題作、そのとおりですね。
きっと次回作も時間がかかるんじゃないかなぁ。
こんなストーリーも演出も、ゲームプレイも、絶対すぐには作れないでしょうから。
まつおさん言いたいこと言ってくれてありがとう
短い文章だけどすごく嬉しいコメントです
こちらこそありがとう( ˘ω˘ )
今回のストーリーは批判したくなるのも仕方ないくらい、辛いストーリーでした。
まつおさんの言う通り私はジョエル!なので
まだ人間として未完成なエリーを、ひとり残して
この世を去るのが辛い、辛過ぎる…
エリーはジョエルに無条件に守られて、常に味方でいてもらえるのが当然だったわけで
ジョエルの前なら、いつまでも子供でいられたんでしょうね。。
ジョエルを失った瞬間、守られるべき子供ではなくなって、
急に時間が進み出して戸惑うエリーってすごく可哀想な立場だなと思いました。
映画とかの悪役には実はこんな過去があって、家族もいて、って後から掘り下げられるのはよくありますけど、
まさか先に悪役の父親をプレイしてたなんて、気づきませんでした。やっぱりラストオブアスは凄かったです。
エリーはジョエルと出逢ったことで、辛い人生になってしまったかもしれないけど、
ジョエルに愛された記憶があるからこそ、JJを可愛がったり愛することが出来たと思うし、親の愛を知らない前作のエリーのままだったら、出来なかったかもしれないから、
エリーもまた誰かを愛することができる未来があると思います!
ゆうさん、コメントありがとうございます!
二つに分けてコメントいただいていたので、二つ目にお返事しますね!
上では書ききれなかったので、分けます。。
長々とすみません。
私もエリーがレズであることに対しての批判意見は、発表当初からずっと疑問でした。
個人的には前作でライリーに対するエリーの態度が、恋人に対するものにしか見えなかったし、あのまま成長させたら、そりゃ今のエリーになるよねって感じです。
ストーリーも展開も辛いけど、前作から時間進めたら、こうなりましたっていうのを忠実にゲームにしただけなんですよね。それにしたって前作ファンにダメージ与えすぎなんですけど。。
クリア直後はいろんな感情が入り乱れて、日常生活も手につかない程だったので、本当にコロナで自宅待機中でよかった…!
だから、今更新しい難易度とか追加アップデートされても、
精神的にボロボロで2週目なんて出来るか!
って不満は言いたくなります。
早く3作目がプレイしたいです。
これは個人的な考えなんですけど、エリーとジョエルの旅はとても過酷で、だからエリーはたくさんの生存技術や戦闘技術も学んで、銃も撃てるようになったけど、精神面に関しては、人生で立ちはだかる大きな葛藤を自分で判断することもなく、甘やかされて育ったちゃったんですよね。
っていってもそれは、本来、普通の女の子として育っていたなら当たり前レベルの精神バランスなんだけど、彼女が旅で得た能力と比べるとそれは著しくバランスを欠いたものになってしまう。
だから、復讐心のまま大量虐殺をしたり、仲間を慮る気持ちに欠けていたり、殺した相手に「ばーか」と罵倒したりと、歪な部分が出てしまっている。
ファイアフライの顛末をエリーに隠したジョエルと、そのことになんとなく疑問を感じながらもそのまま流してしまったエリーのあの時から、これはなんとなく予感できる未来だったのかな、という気がしていて、だからこそ今回のストーリーには納得できるし、その痛みに理不尽さどころか、そこを描き切った制作者の真摯ささえ個人的には伺える作品でした。
3作目楽しみですね。
ジョエルの霊として、互いにエリーの行く末を見守ってまいりましょうw
はじめまして。いつも興味深く拝見させていただいております。長文と仰っていますが、全然そんなことありませんよ。自分は松尾さんの長文が大好物なのでww
ゲームを購入する際、非常に流されやすい性格なので、色々なサイトのレビューを読み、それを鵜呑みにし左右される。といったことを繰り返している自分ですが、松尾さんのブログを読んで、己の単一的な思考・見識を拡げさせていただいています。そして、ブログを読んでいなかったら「Need For Speed Payback」と「ACECOMBAT7」は購入していなかったと思います。
最後に、これからもジャンジャン長文ブログを書いていって下さい!応援しています!拙い文章でしたが、初コメントということで御容赦願います(^^;)
※ラスアス2についても上記2本のソフトと同じ流れになりそうですww
モンタロウさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってスイマセン!
好き勝手に書かせていただいているブログなので、そんな風に言ってもらえてとても嬉しいです。
これからも気の向くままに長文駄文を書き続けていきますので、これからもよろしくお願い申し上げます(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ु⁾⁾
そもそもキャラが魅力的じゃないのがきつかった
アビーは敵組織の子供をホイホイ助けて味方裏切るし、エリーは散々殺しておいて妊婦だの思い出だので躊躇する
極めつけは農場で女二人子供一人で生活して(世界観的に無理だろってツッコミもあるが)諦めた復讐をまた再開する
キャラクターの行動に一貫性が無さ過ぎて正直うんざり。狂人しか存在しない世界を否定する訳じゃないが、続編じゃなくて新作でやってくれ
私も2は傑作だと思います。
エリーのイノセンスが失われて大人に成長する話で比較的に普遍的なストーリーだと感じています。
ただそれを崩壊した世界でしているから切ないのであって、異常な世の中でもそれぞれが抱えている不安や悲しみは実はみな同じで私たちは生きているこの世界とも同じだと思えます。
批判している人間はポリコレだけにフォーカスしてしまって本質を捉えられていない。
色んなエンタメ中の一つとしてゲームを楽しんでいる方々は些末な要素に振り回されず純粋に評価できていると感じています。
ドラマをしらべてたらたどり着いた者です。
やった当時と全く同じ意見の人が居るとは思いませんでした
当時ちょうど子供が産まれ少し経った頃に2が出て親心全開だったわけですが
やはり1があっての2で1はエリー目線ジョエル目線半分位の中途半端な大人の立ち位置で見れて居たのですが
親になって2をプレイした時はジョエルの死は簡単に受け入れることが出来ました
自分なら同じ道を歩むであろうと思っていたからです
正直これが終わりで新たな始まりになる事はダメだと思い
そこからはただただ復讐はもう辞めてくれと願いながらのプレイでキツかったです
アビーに切り替わった時はこれは理解得られないプレイヤーにめちゃくちゃ喧嘩売ってるなとは思いました
アビー編は今作のジョエル的立ち位置で自分は長男なのでアビーの行動にも共感が出来ました
さらに物語が進むにつれてアビーも復讐相手であったジョエルの気持ちを理解出来る様な立ち位置に成長して
満身創痍状態でのラストはただただ苦しかった
エリーはアビーでアビーはジョエルで面影が重なって悲しくて涙目になりました
全てが終わった後のエピローグは何もなくて透き通って居て何も無い故の哀愁漂わせる雰囲気が心情を表していて最後まで見せてくれるゲームだなと今までやった事があるゲームで過去最高作品に出会えてしまったと何回も鳥肌が立ちました
正直万人受けはしないだろうとは思って居ましたがあまりにも炎上してしまいその後も別の意味で辛かったですw
最後にこのゲームハッピーエンドだろって思ってます!!
娘が父の想いを理解出来るようになっただからこんな荒廃した世界だったらこれ以上無いくらいの幸せな終わり方だと思うからです!!
思いを書きすぎちゃいました
長くてすみません!!