こんにちは。
まつおさんです。
いきなりですが、スマブラSP。
12月14日(この追記記事を書いている前日)に、Ver1.2.0がリリースされました。
おもな更新内容は以下の通りです。
オフライン
- 挑戦者の難易度を調整しました。
オンライン
- 「だれかと」モードでのマッチングの際に、「優先ルール」で設定した「乱闘形式」が、より反映されやすくなりました。一方でマッチングにかかる時間が長くなる場合があります。また、設定した「優先ルール」通りのマッチングを確約するものではありません。
- 専用部屋内の同期通信安定度が向上しました。
※上記をご利用いただくには、有料サービス「Nintendo Switch Online」への加入が必要です。
全般
- ゲームバランスの調整を行いました。
- そのほか、ゲームを快適に遊んでいただけるよう、いくつかの問題を修正しました。
- 個別の修正、調整が入ったファイターは以下の通りです。
ドンキーコング、リンク、カービィ、ルイージ、アイスクライマー、こどもリンク、ピクミン&オリマー、トゥーンリンク、むらびと、ゲッコウガ、パックマン、ダックハント、しずえ
※オンラインモードに入るには、最新の更新データが必要です。
※Ver. 1.1.0以前とはローカル通信対戦の互換性がありません。一緒にあそぶ人と更新データのバージョンをそろえてください。
※Ver. 1.1.0以前とはリプレイの互換性がありません。残しておきたいリプレイがある場合は更新データダウンロード前に 「コレクション」→「リプレイ」→「リプレイデータ」→「動画にする」 でリプレイを動画に変換してください。
前回の記事で紹介した、酷評レビューの方々。
その酷評されていた部分がほぼ解消、もしくは改善された、いわゆる「神アプデ」というやつではないでしょうか。
それも迅速。
対応が早い開発チームはさすがですし、それだけ市場の「声」に敏感になっているということでもあるのでしょう。
しかし!!
僕の周囲で、松研を読んでスマブラを始めた人たちからは、「挑戦者が弱くなりすぎてつまらない」という声がどんどん上がってきています。
これはあくまで個人的な意見です。
あくまで個人的な意見としてですが、言わせてもらいます。
「挑戦者の弱体化」は、一番やっちゃいけないアップデートではないかと思っています。
なぜなら、それはゲームのゲーム性を損なうアップデートだからです。
ものすごくたくさんの登場キャラがいるスマブラの「リッチさ」を著しく損なうアップデートだからです。
「CPUの難易度設定が下がっただけでしょ? 挑戦者なんて一回限りなんだからどうでもよくない?」
きわめて個人的な意見になりますが、僕は全然違うと思います。
全キャラ開放するのは大変でしたけど、少なくとも「作業」ではありませんでした。
挑戦者が強くて、負けたら挑戦者の間で出さなくてはならない、という緊張感があったからです。
せめて戦って負けるたびにこちらが有利になっていくだとか、そういう方向での調整にはできなかったのでしょうか。
この件に関する僕のツイートを2つ載せておきます。
一部の声がデカい人が騒いだおかげでアプデで調整されて、今度は「挑戦者が弱すぎてつまんない」っていう声がたくさん耳に届く。
これが嫌なんだ。
迅速な対応素晴らしいと思うけど、こうやってゲームのゲームらしさがどんどん失われていく。対人メインじゃない人は一気につまんなくなるよ、これw
— まつおさん (@matsuosan_games) 2018年12月15日
難しいゲームを簡単にしてアップするんじゃなくてさ。
たとえば「こうすれば勝てるよ」みたいな攻略法を公式ページに載せるとかね。そういう心の余裕というか工夫というか遊び心を開発者には持ってもらいたい。
僕はそれこそが、ゲームで一番大事なことだと思うのです。
— まつおさん (@matsuosan_games) 2018年12月15日
僕の言いたいことは、だいたい↑このツイートに詰まっています。
ユーザーの声に応えることは、メーカーとしてとても大事なことかもしれません。
そして、通信インフラが確立した今は、ちょちょいといじってアップデートすればすぐに対応できてしまいます。
ただ、そうして安易に要望に応えることが果たして良いことなのかどうか。
メーカーさんもユーザーさんも、よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。
誤解のないように言いますが、僕は「難易度が高いのが良い」と言っているわけではありません。
でも、開発チームが検討の末、「その難易度が良い」と思って作った設計なわけですよね?
であるならば、それを一部のヒステリックなユーザーの声でころころ変えるべきではないと思います。
それは下手をすればゲーム性そのものを大きく失わせることになるからです。
開発チームはよーく考えてみてほしい。
それはね、現状のスマブラを楽しんでいたお客さんからすれば、あまりにひどい対応なんですよ。
レストランで美味しいスープを飲んでいたら、同じスープを飲んでいた他の客が
「なんだこのスープは!!! 味が濃すぎるぞ!!!!!!」とか言い始めて。
「す、す、す、すいましぇぇぇぇん!!!」って店員が言って。
で、美味しく飲んでた自分のスープにまでお湯をどばどば入れ始めるwwwwww
そんなレストランに二度と行きたいと思いますか?
シェフを名乗るなら自分の味付けにもっと自信を持っていただきたい!!!!
ウチの読者さんの方はご存知の方も多いと思いますが、僕はオンラインゲームの「ドラゴンクエスト10」をやっています。
そのドラゴンクエスト10で、ここ1年ぐらい、僕がとても不満なことがあります。
それは、どんな強敵を倒しても、イベントをクリアしても、まともな報酬がもらえないということです。
たとえば今の最強は「スコルパイド」というボスなのですが、これを倒しても見た目装備の材料がもらえるだけです。
巨額のゴールドが手に入るわけでも、すごいアクセサリーが手に入るわけでもありません。
ここ最近ずっとそんな感じです。
理由はいくつかあるのですが、一番大きいのは「冒険者の広場」というユーザーコミュニティの存在だと思います。
強いボスが出てくると、
「強すぎる!!」
そこにいい報酬がつくと、
「ボスに行けない人はどうなるんですか!!」
何かと不公平を主張するユーザーの声が強すぎる。
でもね、ネットゲーなんて、そんなもんですよw
ユーザーが運営の悪口を言わないネットゲーなんてほっとんど存在しない。
でもね、最悪なのは、
す、すいましぇーん・・・
ってなって、そういう一部のユーザーの声を運営が真に受けすぎることです。
何をやっても文句を言うやつはそこらじゅうにいる
今は亡き僕の親父は、よくビールを飲んで、枝豆を食いながらテレビの野球中継を見て、文句ばっかり言ってました。
「ばっか、何やってんだピッチャー変えろよ」
「もう首脳陣代えた方がいいわ、これ」
とかねw
でも、ウチのクソ親父が監督になったとして、そのシーズンの読売巨人軍が優勝できたとは到底思えませんwwwwwww
しかしながら、その時愚痴ってた親父はきっと、「自分ならもっと上手く采配するのに」って思っていたに違いないと思うのです。
AmazonやSteamで不当で乱暴な酷評レビューをする人の多くがこれに当てはまります。
だからこそ「月収300万のエンジニアでもわかる」とかそういうワードが出てくるのですよ。(前回記事参照)
「ユーザーの声」っていうと、ものすごく聞こえがいいです。
なんだか、絶対言うことを聞かなきゃいけない魔法のワードな感じがします。
でもね、そのユーザーの声には、ウチのクソ親父みたいなのがわんさかいるということを開発者の皆さんは忘れないでいただきたいwwwwwww
今の時代は、ビール飲んでテレビにヤジってたオヤジが発言力を持つ時代なんですよ。
人それぞれという言葉がきらい
僕は「人それぞれ」という言葉が嫌いです。
会議などで、その意見が合理的かどうかではなくて、最初から反対を決め込んでいる人って、どの世界でもいますよね。
そういう人が論理的に反論できなくなった時に、最後の逃げ道として必ず、
「まぁ、それは人それぞれですから・・・」
って言うからです。
でも、ゲームを難しいと思うか、簡単と思うかは間違いなく「人それぞれ」です。
面白いと思うかどうかも、人それぞれ。
でもね。
【神ゲー宣言】Darkest Dungeon(ダーケストダンジョン)が楽しめない奴はココが根本的に間違っている!!【決してマゾゲーではない】
↑この記事でご紹介した「ダーケストダンジョン」のように、これまでの先入観や思い込みを解消してあげれば、それまで「難しい!!」とか「クソゲー!!」とか思い込んでいた人がメチャクチャ楽しめることだってあると思うんです。
「人それぞれ」で片づけてしまうのは簡単。
でも、簡単にそう決めつけて、
すいましぇーん・・・
ってお湯をドバドバ入れる前に、難しいと思った人が乗り越えられるような工夫や提案を、作り手側はもっとすべきなんじゃないかな。
前回の記事でも書きましたが、ゲームの面白さとは突き詰めて考えれば「障害を乗り越える楽しさ」だと思います。
もっと言えば、ゲームとは「障害」そのもの。
難しければよいという話ではありません。
大事なのはそこに「乗り越える楽しさ」があるかどうか。
安易に障害を取り除くということは、つまり「ゲームがゲームでなくなっていく」ということなんです。
今回のアップデート、対人がメインの人はいいかもしれません。
でも、この年末年始、ゆっくりじっくり一人でスマブラをやって、コツコツキャラ開放していくぞー!!っていう人は、大きな機会損失をしたことになります。
今から始める人は。
あの緊張感のある「挑戦者」バトルを味わえないんですから!!!
僕はソシャゲが悪いとは思わない。
昔の激ムズゲームばかりの時代が良かったとも思わない。
でも、ゲームの「障害」については、もっと慎重に取り扱ってほしかったな、と思っています。
まぁそれはともかく、スマブラSPめっちゃおもしろい
ま、いろいろ書きましたが。
挑戦者がどうこう、というのはスマブラSPという大きなお祭りの中ではごく一部分にすぎません。
多くの人にとってキャラが解放しやすくなったメリットは大きいでしょうし、より希望の設定でマッチングしやすくなったり回線品質が向上したりと、朗報だらけの「神アプデ」だったことは間違いありません。
昨夜は僕の記事を見てスマブラを買ったお友達と今朝まで対戦していました。
この年になって週末に朝までぶっ続けでスマブラをやるとは思いませんでしたw
カメラ操作つかったことあります?
なにげに神機能な「カメラ操作」。
いわゆるフォトモードですね。
シングルプレイ中、ゲーム中にポーズをかければ、いつでも起動できるんですが。
これがなかなか楽しいwww
・・・なんだか僕の性癖を露呈してしまっているような気もしますが
額縁に入れちゃったりなんかしてね。
いや、僕の性癖はともかく、こんな風にいろんな楽しみ方が詰まった「スマブラSP」。
今のうちに思いっきり楽しまないと損ですぞ!!
そんなわけで、また!!
↓動画もやっています!!
よろしければ見に来てくださいね(^^)/
松研動画チャンネルのチャンネル登録数がついに100を超えました!
ここ最近全然アップできてないのにwありがとうございまーす><
見てる人は少ないけど、見た人の再生時間が長いのがいつも嬉しいです。https://t.co/WQH1xS4Pgj— まつおさん (@matsuosan_games) 2018年11月28日
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