こんにちは。
まつおさんです。
というわけで、発売をずっと楽しみにしていたファークライ5がやっと発売されました。
でも、正直僕はこのシリーズ、必ずしも名作だとは思っていなかったんですよね。
たとえば前作はストーリーはこそ引き込まれるものの、FPSとしての操作もやや大味だし、武器もそんなに種類があるわけでもなく、UIやその他もそれほど洗練はされていなかった。
ただ、ネパールをモチーフにした世界観の構築と、独裁者パガン・ミンの描写は本当に素晴らしかった。
そして、今作
今回の舞台は、前作のネパールをモチーフにした架空の国家であるのとは打って変わって、アメリカのモンタナ州。
「エデンズ・ゲート」と呼ばれるカルトの狂信者集団がほぼ州を制圧してしまっている世界で、主人公は「保安官」として、レジスタンスの中心となって
激しい戦いに関わっていく。
アメリカが舞台で、カルト集団相手に暴れ回る。
もうこの設定だけで面白いに決まっているじゃないかと思いました。
ヘリコプターで指導者であるジョセフ・シードの根城に向かうところから、本編は始まります。
主人公は新人保安官。仲間である上官や先輩同僚からも「ルーキー」と呼ばれています。
周囲に一触即発の空気が漂う中、そんなルーキーがジョセフに手錠をかけて、連行する。
そして・・・!!
冒頭からの息も付かせぬ展開に、コントローラーを握る手に思わず力が入ります。
やばい、これはめちゃくちゃ面白いんじゃないか!!!
ん、でも、あれっ・・・・・・?
そうやって本編が始まってみると。
仲間に指示を出して、ステルスして。
各エリアを制圧していって。
組織の幹部を倒していく。
んっ、あれっ?
ゴーストリコン ワイルドランズじゃんwwwwwwwwwwwwwwwww
僕はかつて、松研のゲーム名鑑のゴーストリコン ワイルドランズの記事で、こう書きました。
もし、あなたが「メタルギアソリッド5」すっごく面白かったのに、もっとステルスしたかったのに諸々あってアレでコレでもっとオープンワールドでステルスしたい!!
と思って、かつ、あなたがスプリンターセルやディヴィジョンやファークライのいずれか、あるいはいずれもが好きだったとしたら。きっと、天国のようなゲームです。
そのどれよりも中途半端だけど、それらで物足りなかった部分をすべて満たしてくれる、そんな不思議なゲーム。
ファークライのいいとこどりをしたゴーストリコン ワイルドランズのいいとこどりをしたファークライにw
なんちゃってキャラクリもできるw
ワイルドランズ同様、気持ちばかりのキャラクターカスタマイズもできるように。
選択肢が少ないから、いつもキャラメイクしてくれる友人の手を借りるまでもないwww
アジア人っぽく作ろうとしたらヒクソン・グレイシーが出来上がってしまったwwwwwwwww
これは完全にヒクソンでしょうwwwwww
ヒクソン・グレイシーがモンタナ州をカルト教団から守るゲームになってしまったwwwwww
教団に打撃を与えれば与えるほど目を付けられて、お尋ね者の張り紙が出されたりするんだけど。
完全にヒクソンだから笑ってしまうww
そんなわけで、正直、真新しさはほとんどないwww
システム面だけを見るなら、いい感じにブラッシュアップされたいつものファークライ。
でもまぁ、それでいいんじゃないだろうか。
アメリカ人の明るさがよくわかるゲーム
バンド・オブ・ブラザースという海外ドラマを知っていますか?
スピルバーグとトム・ハンクスというプライベートライアンでそれぞれ監督・主演を務めた2人が制作した、海外ドラマです。
僕が当時大好きすぎて攻略記事まで作ってしまった海外RTS「Company of Heroes」のストーリーがまんま「バンド・オブ・ブラザース」で、それがきっかけでハマったんですが。
アメリカ陸軍第101空挺師団第506歩兵連隊第二大隊E中隊が訓練して、ドイツ第三帝国に勝利し、終戦に至るまでを描くストーリーで、登場人物がすべて実在の人物名が使われており、エンディングで当時参戦していたその実在の人物(当然おじいちゃん)が登場したインタビューを掲載するというこだわりっぷりw
で、まぁ、むちゃくちゃ面白いんですが。
ノルマンディ上陸がアメリカ軍によるドイツ侵攻の幕開けだったわけですが、その上陸部隊の侵攻を容易にするために、前夜に空挺(パラシュート)部隊による降下作戦があったんです。
101空挺師団もその任を負っていました。
当然ながらドイツの高射砲塔によるすさまじい砲撃で、空挺部隊が乗った輸送機がどんどん墜落していく。
急いで降下した兵士はドイツ軍が作った沼で溺死。降下が遅れた兵士は海で溺死するという、まさに悲惨な状態。
結局、集合場所に集まれたのは101師団の中でも3000人ほどだったそうです。
で、当時僕がむちゃくちゃ印象的だったのは、そういう全員散り散りになって指揮命令系統もあやふやな中で、それぞれが地図や方位磁石を頼りに合流を図り、そんな兵士たちできっちりと目的意識を持って作戦行動を行い、冗談を飛ばしながら悲惨な戦線を潜り抜け、ついにはドイツを壊滅せしめるというそのアメリカンスピリットです。
ファークライはストーリーも展開も何もかもが違うのに、僕はこのゲームでそれとまったく同種のものを感じたんです。
教義に反する人間はひどい拷問を受けたり、「祝福」と言われる薬物で薬漬けにされ、洗脳されて廃人同然になってしまう。
そんな悲惨な状況にありながら、彼らはとにかく勇敢で、明るい!!
もうね、とにかく男も女も、何かあるたびに「タマがどうこう」とか言ってるwwwwww
登場人物もぶっ飛んでいる奴らばっかり。
なんというか、ゲームだから過剰演出してるっていう感じじゃなくて。妙にリアリティがある。
アメリカ人って本当にこういう状況になったらこういう感じなんだろうなぁってすごく感じるんですよねーw
下品で、自分勝手で、極端で、野蛮で。
でも勇敢で、愛国心が強くて、そして明るい!!
ゲームをやっている間中、ずっと頭の中をアメリカの国歌が流れている。
そんなゲームですwww
オープンワールドゲームとしてはとても普通
ハッキリいって、ゲームシステムは思った以上にむちゃくちゃ普通なゲームでした。
色々洗練されていはいるものの、真新しさは何一つないと言ってもいいくらいw
思った以上にファークライ。良くも悪くもファークライw
でも、そこがいいんです。
ぶっとんだ奴らとアメリカを取り戻すためにカルト教団と戦うファークライ。
最高じゃないですかwwwwww
これ、舞台が日本だったらどうなるんだろう
ふと、思いました。
「愛国心」なんて言葉を口にしたら、すぐに「あいつは右寄りだ」みたいな言い方をされてしまう、不思議な国。
自国の行いを恥じるような教育を受け、国の意向で徴兵され、家族や国のために散っていった先祖に対して、おおっぴらに誇ることすら憚られてしまうこの国の人間が。
ジャーナリストが他国でテロリストにひどい殺され方をしても、大半の国民が「自業自得」で片づけてしまうこの国の人間が。
江戸時代の時点で武士は全人口の7%に過ぎず、ほぼ93%がお百姓さんだったのに、サムライの心がなんちゃらとか言っちゃってるこの国の人間が。
自分に自信がないからなのか、どこもかしこも、ねたみや嫉妬、ひがみだらけ。
そんなねたみや嫉妬、ひがまれることにビクビクしながら、インスタ映えを気にしてリア充アピール。
不倫した芸能人をボロクソにけなす一方で平日の昼間に他所のオッサンとラブホに行ってるババア。
なんでもかんでもすぐに炎上し、日々のストレスを他者への攻撃で発散させているこの国の人間が。
はたしてどれだけの日本人が、自ら武器を取ることができるんだろうか。
あ、別に僕は特定の思想に傾倒するつもりも、なんの政治的信条もシンパも宗教観も持ってないですよwww
ただ、ゲームの中で無邪気な子供みたいに暴れ回っているアメリカ国民たちを見ていて、ちょっとうらやましく思えただけです。
そんなときが来た時のために!!
ファークライ5で僕と一緒にアメリカンスピリットを学びましょうwww
そんなわけで、ファークライ5、オススメですよ!!
それでは、また!!
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まつおさん、こんばんは(・∀・)
FarCry5むっちやオモロイです(*^_^*)
TPSからFPSになっただけで、やってること自体はゴーストリコンと変わらないですよねw主観視点なぶん、こちらの方が没入度が高いですが。
ちなみに、日本語音声のジョセフ・シードの声を演じてらっしゃるの、リコンのエル・スエーニョを演じてらっしゃるのと同じ声優さんだったりしますwww大ボス繋がり!
リコンでの武器種とカスタマイズが秀逸だったのが、こちらは少し簡略化されているのは少し残念です。
アメリカ人、ほんと銃が大好きなんだと思いますwゲームや映画などでは、危機的状況になっても、武器、特に銃火器があれば活き活きしている印象があります。
日本人が侍や日本刀に特別な思い入れを持つように、アメリカ人だとそれが銃なのでしょうか。西部開拓時代から、銃で問題を解決してきた歴史がありますから(;´∀`)
そんなわけで話題は変わりますが、レッドデッドリデンプション2むちゃくちゃ楽しみですヽ(=´▽`=)ノ
BLazeさん、コメントありがとうございます(人´エ`*)♪
ゴーストリコンワイルドランズで武器や武器のアタッチメント集めるの、大好きだったんですよねーw
本作はこれでもかってぐらい「アメリカ」を感じられる作品ですよね。
こういうのって普通は作品からじわっと滲み出てくるものなんだけど、本作はもう汁だくの小籠包ばりにアメリカ汁でびちゃびちゃなのが逆に新鮮だと思います。
全体の作りがやや大味なのもアメリカって感じw