※この章でご紹介するもののほとんどは、現在実装中のもので、現時点では画像、動画等のご用意ができません。また、より面白いものにするために変更する可能性も少なくありません。
こういうものがプレイできるのだというイメージを持っていただければと思います。

「ヒュドラの教室」では、「セーフルーム」「移動」「ミッション」の、大別して3つのパートに分かれています。

女子更衣室など、御堂たまきが武器の装備やアタッチメントの変更などを行ったり、発言権の行使、設備投資や武器改造などに加え、ミッションの選択ができる場所です。
ゲームに関わるほぼすべての準備はここで行うことができます。

装備変更などを選ぶと、たまきは立ち上がり、このように更衣室のロッカー側に移動して視点が切り替わり、武器などの変更をすることができます。

ただの準備パートですが、更衣室で右下に、「松涛北生徒会TOPIC」としてさまざまなゲーム内の情報(要救出者情報、クエスト情報、隠しアイテムのヒントなど)が表示されたり、黒板に生徒たちからのメッセージが表示されたり、こだわりの武器変更画面など、私のこだわりが随所に詰まっているのがこのパートです。

世界一カッコいいUIを目指していますし、正直、現段階でも自分ではそう思っています。

ゲームの進行に応じて、さまざまな場所を安全に移動できるようになります。
生徒と会話したり、さまざまな施設を拡張したり、サブクエストを受領するなど、さまざまなことができます。

一番実装に悩んでいる部分の一つです。
オープンワールド作品のように校舎全体を動き回れるようにするのか。もっとシンプルなものにするか。
やろうと思えばどちらもできるので、作ってみてより楽しくて快適な方にします。

本作はTPS(三人称シューター)ゲームであり、アクションに主軸を置いていますが、本格的なRPGやADV作品のような堅牢な会話システムを実装・搭載しています。

※「ヒュドラの教室」のために作った会話システムも兼ねて作ったオープニングイベントの試作です。
テンポが悪いのでボツにする可能性もありますが、会話システムがどんな感じなのかご確認いただけます。

この時は、海外版と日本語版を一緒にするつもりだったので、英語と日本語が同時表示されるという、斬新な試みをしています。
それぞれ文字数が全然違うので、地味にめちゃくちゃ作るの大変でした。

メインのTPS(三人称視点シューター)アクション部分です。
進行中のストーリーや選択するクエストによって、様々なミッションがあります。

次から次と敵が湧いてくるミッションです。
エリアのどこかにいる司令官を倒すまで、永遠に増援が追加されます。
司令官の場所はランダム、だいたいはその部屋にはカギがかかっており、特別な方法で入る必要があります。(隠されたルート、特別な警備兵のいる場所にある鍵、C4によるドアの破壊など)

敵を倒していけばいくほどエリアの制圧率が上がっていき、制圧率によって生徒から様々な支援を受けられます。

・弾薬等の補充・体力回復とそのクールタイム減少
・アーマーの補修とそのクールタイム減少
・陽動作戦による敵の増援スピードの一時的な減少

リスポーン(チェックポイントでの復活)はありません。
つまり敗北すると最初からミッションはやり直しになりますが、それまでに増やした制圧率はある程度残ります。
(100%で65%から、50%で30%から、それ以下は同値)

生徒たちの支援を受けながら、エリアの所有権をめぐって戦うミッションです。
アルファ、ブラボー、チャーリーの3エリアを争奪します。
それぞれのエリアの中心部に旗を立てたまま、一定時間生存できていると制圧成功です。

設備投資や授業などで生徒の戦闘力を高めていると、敵のエリア奪取スピードを遅らせることができたり、さまざまな支援を受けることができています。

制限時間内に2つ以上のエリアの防衛あるいは奪還に成功していると勝利、2つ以上のエリアを奪われたまま制限時間になると敗北です。

拠点制圧に成功すると、生徒たちは防火扉を閉めて封鎖し、簡単に敵が制圧できないようになります。
逆に敵が制圧に成功すると、土嚢を積み、タレットなど強力な兵器で防衛して攻略が難しくなります。

弾薬補充や回復は制圧時にボーナスとしてありますが、それ以外はありません。
ただし、時間内に何度もリスポーン(チェックポイントでの復活)ができます。
リスポーン速度は設備投資によって短縮できます。

いわゆるステルスミッション。発見されるとチェックポイントからやり直しにするか、めちゃくちゃ敵が出てきて進行困難にするかはまだ検討中ですが、基本的に発見されたら状況的に不利になるミッションです。

特定のアイテムを発見したり、人質を救出したり、敵に発見されずに様々な条件を達成することが目的です。
弾薬の補充や回復は、エリアのどこかに配置されている場合もありますが、基本的に期待できません。
また、潜入作戦の時にしか手に入らない武器や隠しアイテムなども用意する予定です。

強力なボスや特殊なステージで戦うミッションです。
基本的にストーリーの進行上で発生するリプレイ可能なミッションになると思いますが、イベント要素が強いミッションになります。

戦闘ヘリに襲撃されて、容赦なく校舎内にミサイルや機銃掃射してくる中を逃げ延びて、屋上でヘリガンナーと対決するようなミッションも計画しています。

「ヒュドラの教室」で私が目指すのは、

「その世界にずっと没入していたい」

と思うようなTPS作品です。

高難度ミッションに何度もトライする楽しさ。
レアアイテムが出るまで籠りたくなるようなマップ。
潜入ルートを変えると全然変わるゲーム展開。

そんなものを実現させるために、現在進行形で開発をしています。
そう遠くないうちに、目で見える形のものをご用意できると思います。
どうかご期待ください。